【ジャカルタと近郊のイベント】旧正月はみんなでYushengに挑戦!
Selamat siang! Putritidurです。
大分前のことですが、今年1月末の旧正月の際、我が家は「Yusheng」という東南アジアの旧正月の伝統的な料理を楽しみました。
中国滞在歴が長い友人(在北京)に聞いたところ、中国本土でも旧正月のお祝いの仕方や食べ物は地域で大分違うとのことでした。北京周辺だと、水餃子をみんなで食べるそうです。Yushengは中国本土の習慣ではなく、東南アジアの中華系に伝わる旧正月の食べ物だそうです。
前回Yushengを食べた際はシンガポールにいたのですが、予約するのを忘れて当日スーパーマーケットで買ったため、正直あまり美味しくなかった記憶がありました。ですので今回は、以前飲茶を食べてとても美味しかったFairmont Jakartaの中華レストラン「House of Yuen」のYushengを注文しました。House of Yuenについてはこちらの記事にまとめていますので、ぜひご参照ください。
Yushengはサラダの上に魚が乗ったものなのですが、縁起の良い食べ物と考えられています。食べる前に、テーブルを囲むみんなが立ち上がり、専用の長いお箸で具材をかき混ぜて持ち上げます。その際「ローヘイ」と言いながら行います。新年の願いを言いながらこの動作をする人もいるようです。中華系インドネシア人の友人に聞いたところ、「ローヘイ」は広東語で「下から上に持ち上げる/投げる」という意味だそうで、転じて「幸運を引き上げる」という意味になるそうです。
House of YuenのYushengはこのような感じでした。レストランは随分前から予約が埋まっていたようで、私たちは持ち帰りで料理を注文しました。前回食べたスーパーマーケットのYushengより遥かに美味しかったです。ただし、Yushengは写真の通りとても大きいので、大人数で楽しむ方が良さそうです。
日本ではなかなかできない旧正月のお祝いをジャカルタにいる間に体験できて、またひとつ思い出が増えました。